5kHz帯域低ビットレート音声符号化 : 帯域感と主観品質の関係
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概要
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近年、低ビットレートの音声符号化方式が必要とされる一方で、より情報量の多い自然な音声に対する要求も次第に高まっている。本稿では、帯域を混在させた評価実験によって帯域感と主観品質の関係を明らかにすると同時に、そこで得られた知見から低ビットレートと自然性を両立する選択肢のひとつとして5kHz帯域の音声を対象とする符号化方式を提案する。主観品質評価の結果、提案する5kHz, 7.8kbit/sの符号化方式は、G.729 (3.4kHz, 8kbit/s), G722 (7kHz, 48kbit/s)と同等以上の高い評価を得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-02-19
著者
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