5kHz帯域低ビットレート音声符号化 : 帯域感と主観品質の関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、低ビットレートの音声符号化方式が必要とされる一方で、より情報量の多い自然な音声に対する要求も次第に高まっている。本稿では、帯域を混在させた評価実験によって帯域感と主観品質の関係を明らかにすると同時に、そこで得られた知見から低ビットレートと自然性を両立する選択肢のひとつとして5kHz帯域の音声を対象とする符号化方式を提案する。主観品質評価の結果、提案する5kHz, 7.8kbit/sの符号化方式は、G.729(3.4kHz, 8kbit/s), G722(7kHz, 48kbit/s)と同等以上の高い評価を得た。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-02-18
著者
関連論文
- 高パケットロス耐性を有する広帯域音声符号化法(音声, 聴覚)
- 音声特徴量並行送信によるバーストパケットロス耐性の向上(一般)
- 音声通信用符号化技術とITU-T標準
- D-14-13 広帯域音声コーデック(UEMCLIP)のIP電話会議装置への実装(D-14.音声・聴覚,一般講演)
- D-14-12 方向別AGC機能のIP電話会議装置への実装(D-14.音声・聴覚,一般講演)
- 高品質音声圧縮技術を用いた視覚障害者のための朗読配信システム
- インターネットのための音声処理技術
- 広帯域音声での低演算量選択ミキシング
- 高品質なユビキタス通信を実現するスケーラブル音声符号化技術 (特集 簡単,快適,便利なコミュニケーション環境のための音声・音響処理技術)
- 5kHz帯域低ビットレート音声符号化 : 帯域感, ノイズ感と主観品質の関係(音声情報処理 : 現状と将来技術論文特集)
- 高速パルス探索型4kbit/s音声符号化
- 低ビットレート音声符号化における背景雑音付加音声の品質向上
- 低ビットレート音声符号化における背景雑音付加音声の品質向上
- 7.8kbit/s・5kHz帯域音声符号化 -電話帯域との主観品質比較-
- 5kHz帯域低ビットレート音声符号化 : 帯域感と主観品質の関係
- 5kHz帯域低ビットレート音声符号化 : 帯域感と主観品質の関係