パターン認知方程式を用いた競合と協調による音声認識
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概要
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大語彙音声認識のための優れた音響モデルの構築は、その改良と共に非常に重要なことである。本論文では、我々は神経回路における方程式を音声認識に適用した。我々は、各音韻の特徴量が脳に蓄積されており、入力音声がそれらと比較され、音声認識を行なっていると考えた。パターン認知方程式は、異なる音韻で競合を起こし、同じ音韻間の近接するフレームでは協調しあう。その結果、特定の音韻のみを認識結果として出力する。このシミュレーションにおいては、ATRの日本語データベースを用いている。神経回路における方程式は、各音韻の明確な認識を与えた。その結果、79.8%という音韻の認識率が得られ、HMMによる認識率71.5%を上回った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-17
著者
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