視覚パターン認知方程式を応用した連続音声(単語)認識
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概要
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ステレオビジョン神経回路方程式が音声認識に適用された。この方程式はこれまでの神経回路モデルと異なり学習機構をもたず少ないパラメータで高速に処理される。学習機能は音素毎にガウス分布として表現され記憶されているものとして、入力信号はそれらの分布と比較され類似度が計算された後、神経回路に入力される。これらの時系列データの流れは一定区間のフレームから成る窓に入りここで神経回路に入力される。これらの時系列データの流れは一定区間のフレームから成る窓に入りここで神経回路によって競合と協調が行われた後、特定の音素が認識されて出力される。これらの出力された音素の記号列はDP法によって参照単語と比較される。こうして9人の男性話者100単語に対して96.7%の認識結果を得、通常のHMMの97.9%に接近した。さらにDP法の代わりに、離散HMMを用いたハイブリッドなアルゴリズムについても論じられている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-02-02
著者
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