神経回路方程式を用いた競合と協調による音声認識
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
奥行き知覚のメカニズムとして知られているステレオビジョン神経回路方程式を用いて音声認識への適用を試みる。数年前ラインマンおよびハーケンにより提案され、最近本研究室で発展させられた競合と協調によるステレオビジョン神経回路を用いる。我々は、各音韻の特徴量が脳に蓄積されており、入力音声がそれらと比較され、音声認識を行なっていると考える。本研究では24セットの音韻のシミラリティを求め、その上位5つの音韻のみを最終的な候補として、ステレオビジョン神経回路方程式にかける。その結果、216単語データベースにおいては78.05%、240単語データベースにおいては78.94%という音韻の認識率が得られ、HMMによる認識率、各71.56%と72.37%を上回る結果を得た。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-02-05
著者
関連論文
- 視覚パターン認知方程式を応用した連続音声(単語)認識
- 立体視神経回路網の応用による連続音声認識
- Sensor Fusion for Emotional States Recognition using Voice, Face Image and Thermal Image of Face
- 神経回路方程式を用いた競合と協調による音声認識
- パターン認知方程式を用いた競合と協調による音声認識
- 音素決定木を用いた連続音声認識
- パターン認知方程式による立体知覚の高速計算法
- Pattern Recognition for Sequential Stereo Vision
- 曲面反射鏡の写像シミュレーションソフトの開発
- 量子重量方程式の摂動的解法
- Perturbation in Wheeler-DeWitt Equation
- 魚行動モデルによる群行動パターンのフラクタル性評価
- 3S-3 時系列フラクタル解析による群行動評価
- ウインドウ共有化による教育支援システムの開発
- 曲面鏡の精度判定検査に関する研究 : —有理関数曲線によるドアミラーの製品良否検査システム—