音声認識に適した特徴ベクトルの構成の検討
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概要
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スペクトル包絡パラメータのセグメントとその時間変化パラメータのセグメントを合わせた特徴ベクトルの有効性が報告されているが, どのように特徴ベクトルを構成すれば良いかという指針は明らかにされていない. そこで我々は, 時間方向に対称なセグメントで構成される特徴ベクトルについて, クラスタ分析で用いられる評価基準に基づき, 分離度, 等価セグメント長そして分離効率による評価を行った. その結果, 分離度は特徴ベクトル中に線形従属な要素がある場合とそうでない場合で異なる挙動を示すこと, 分離効率は時間変化パラメータを求める幅に依存すること, 隣接フレーム間の相関の大きい場合, セグメントにすると分離効率が低下することなどがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-21
著者
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