ニューラルネットによる移動ロボット車の遠心力を考慮した目標時間可変型走行制御アルゴリズム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来,移動ロボット車の動特性が非線形性の強いものであるためにその数学モデルを導出するのが非常に難しく,車速一定等の近似手法なしではこれまでの制御理論を適用することが困難であった.本論文では,宇野,川人らのニューラルネットモデルを用いた運動制御手法を,駆動力やステアリング角に対して非線形性の強い移動ロボット車の走行制御に適応できるように拡張し,運動指令の生成と軌道計画を同時に行う方法を提案する.この場合,移動ロボット車の動特性を学習する同定器モジュールの内部の座標系を動座標とし,各離散時刻における絶対座標から動座標に変換する方式を提案し,学習パターン数の大幅な減少を可能にする.更に,生成軌道の曲率が大きくて移動ロボット車に遠心力がて働いても,それを抑制し,かつ最適運動指令およぴ最適軌道を生成するより人間らしい目標時間可変アルゴリズムを提案し,計算機シミュレーションによりその有効性を示す.
- 1995-09-25
著者
関連論文
- オプティカルフローとHMMを用いた駅名発話画像認識の試み
- オプティカルフローとHMMを用いた駅名発話画像認識の試み
- 方向量子化探索手法(VQSM)を用いた4足ロボットの歩行パターン自己形成
- 長さの異なるセグメントを組み合わせた音声認識のための特徴ベクトルの構成法
- ニューラルネットを用いた移動ロボット車の動的環境における走行制御法
- SP2000-24 文間のハミング距離に基づいた言語モデルの評価尺度
- ニューラルネットを用いた移動ロボット車における軌道生成時間の短縮
- ニューラルネットワークを用いた顔の向きによらない人物画像の識別
- 音声認識のための特徴ベクトルの構成法の検討-第3報
- セグメント単位入力におけるセグメント形状の検討
- ケプストラムとデルタケプストラムから成るセグメントの性質 : 対称型と非対称型の比較
- 音声認識における2段窓セグメント単位入力の有効性
- 音声認識における2段窓セグメント単位入力の有効性
- 音声認識に適した特徴ベクトルの構成の検討
- 離散型HMMにおけるDWWSの効果
- 音声認識のための特徴ベクトルの構成法の検討-第2報
- マルチテンプレートによる可変DWWS-LVQ音声認識システムの検討
- 音声認識のための特徴ベクトルの構成法の検討-第1報
- 2段窓セグメント単位入力を用いたLVQ音声認識システムの検討
- 自動学習によって付与された音素ラベルの性質
- ニューラルネットを用いた移動ロボット車の障害物回避走行制御
- P形フーリエ記述子を用いた手書き文字のオンライン筆者識別
- 局所結合型神経回路網モデルによる手書き漢字の効率的認識法
- P形フーリエ記述子を用いたオンライン手書き漢字認識
- 神経回路モデルを用いたオンライン手書き漢字認識 (ニュ-ロコンピュ-ティング論文)
- 線図形の曲りを特徴としたオンライン手書き漢字認識
- 神経回路モデルによる母音スペクトルの学習と識別機構
- 神経回路モデルによる母音知覚分布の学習と識別
- ファジィ推論による移動ロボット車の地点追従制御
- 閉磁路をもつ一枚板パ-マロイ磁心の磁壁移動と磁束パタ-ンの観察
- 複合セグメント長離散型HMMの検討
- LVQ音声認識システムにおける自動学習の効果
- 画像処理を用いた積雪深さの自動計測システム
- 学習オートマンのしきい素子による構成とその実現
- ニューラルネットを用いた移動ロボット車の適応型速度制御
- 神経回路網のモデルにおける学習アルゴリズムの改良と手書き文字の3段階認識法
- 単語の出現確率を用いた単語認識の性能予測
- 有限状態オートマトンを用いた文認識系の能力評価 : 単語認識率と文認識率の関係
- アモルファス磁性薄膜を用いた未知磁性体形状の画像処理による検出 (画像処理特集) -- (産業,医用,リモ-トセンシングへの応用)
- 切り替わるパラメ-タと有色観測雑音を有する線形離散確率システムの適応制御
- 有色雑音を含む線形離散値系の適応形システム同定
- 非破壊読み出し用パルス幅変調器の一応用例--過渡応答直視装置
- プッシュプル形非破壊読み出し用パルス幅変調器
- 非破壊読み出し用パルス幅変調器ー直流による部分磁化特性および洩れ磁束量の実験的検討
- ニューラルネットによる移動ロボット車の遠心力を考慮した目標時間可変型走行制御アルゴリズム
- 最近傍ファジィクラスタリングを用いた移動ロボット車の速度制御
- 逆伝播ファジィ推定器を用いた離散時間スライディングモード制御
- 磁路長によるパルス幅変調器の非破壊読出し動作解析
- 非破壊読出し用パルス幅変調器における記憶保持特性のシミュレ-ション
- 文間のハミング距離に基づく言語モデルの評価法の検討