調和振動子を用いたカオスニューラルネットの研究
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概要
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調和振動子がカオス的なカを受けて振動しているブラウン連動方程式において、調和振動子とカオス的な力はお互いに干渉しあい、時間的に周期的あるいはカオス的振る舞いをすることがわかっている。この論文では、この現象を応用し、そのブラウン運動の時間発展をニューロンの内部状態の時間発展として考え、新しい相互結合型ニューラルネットワークのモデルを構築した。最初に、このモデルの特徴を調べ、その後で連想記憶問題に適用した。その結果、このモデルは、初期値によらず学習させたパターンを約80%も思い出すという結果が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-06-14
著者
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