最適解を見つけるニューラルネットワークの新しいモデル
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ニューロンの内部状態x_<ik>(t)と出力変数y_<ik>(t)の関係を次の様な微分方程式を用いたニューラルネットワークの新しいモデルが提案されている。:x_<ik>(t)=-μx_<ik>(t)+K(Σ^M_jΣ^N_lW_<ikjlyjl>(t)+I_<ik>, y_<ik>(t)=(g_1tanh(βx_<ik>(t))+g_2)y_<ik>(t)-y_<ik>(t)^2.このモデルを巡回セールスマン問題に適用した結果、内部状態の初期値x_<ik>(0)と出力変数の初期値y_<ik>(0)をランダムに与えると、ほぼ100%の割合で最短経路を出力することがわかった。このモデルでは、局所的最小値に落ち込まずに最適解を出力することが示されている。このメカニズムについても研究されている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-03-13
著者
関連論文
- 変速トレッドミルによる歩行トレーニングの効果--高齢者の歩行能力向上を目的とした新型トレッドミルの開発と効果
- 結合された2つのニューラルネットワークにおける連想記憶
- カオス的な力によって結合された二つの調和振動子におけるうなりと共振現象
- 分岐パラメータ変調による新しいフィードバック機構
- カオス的な力によって駆動される非線形系の分岐現象
- 最適解を見つけるニューラルネットワークの新しいモデル
- 分岐パラメータ変調を受けるブラウン粒子系の運動
- 分岐パラメータ変調を受けるブラウン粒子系の運動
- Chaotic Brownian Networkの検案能力の研究
- 周期解から発生する新しい分岐現象について
- Chaotic Brownian Networkの最適化問題への応用
- カオス的なカで一次元鎖状に結合されたブラウン粒子の運動
- カオスによる転移現象と分岐パラメータ変調
- カオス的なニューラルネットワークにおける遍歴現象と協同現象についての研究
- 調和振動子を用いたカオスニューラルネットの研究
- カオス的なカで相互作用しているブラウン粒子を用いたニューラルネットワークの研究
- 脈波の測定と統計的解析方法