複数グループ間における秘密関数分散法と紛失通信への応用

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概要

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Shamirの(k,n)しきい値法における秘密情報を関数に拡張したシステムがNaor-Pinkas-Reingoldにより提案されている.一方,各々n人の分散保持者からなるmグループ中,`グループにおいてk人が分散情報を持ち寄った場合に秘密情報が再生できるシステムがKoyamaにより提案されている.本論文では,この複数グループ間秘密分散法の秘密情報を関数へ拡張し,ユーザの入力に依存した秘密情報を復号できる手法を提案する.さらに,この手法を分散型紛失通信へ応用したシステムを提示し,そのシステムが受信者による結託攻撃に対して頑健で,かつ符号化効率が良いことを情報理論的に示す.
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-03-12

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