DSP2000-60 / SST2000-19 適応ディジタルフィルタを用いたCDMAシステムにおける狭帯域干渉除去
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
半二重方式に基づいた狭帯域無線通信システムの周波数帯域がDS-CDMAシステムの帯域にオーバーラップするような場合を考える.この狭帯域干渉は, 受信機側で受信する干渉波電力が瞬間的に大きく変化することやDS-CDMA信号の帯域中に干渉波が複数現れる場合が考えられる.この問題にうまく対処する方法として, 適応ディジタルフィルタを用いた狭帯域干渉波キャンセラによる干渉波除去方法を提案する.また, 干渉波を除去する前に必要となる干渉波の数とそれらのキャリア周波数を検出する方法についても述べる.そして, 干渉波除去特性ならびに干渉波検出誤り率を示すことで, 提案方式が半二重方式の狭帯域無線通信システムによるDS-CDMAシステムへの干渉問題に対して有効であることを明らかにする.
- 2000-07-17
著者
-
森永 規彦
大阪大学大学院工学研究科
-
原 晋介
大阪大学大学院工学研究科
-
鍋谷 寿久
大阪大学大学院工学研究科
-
北野 豊和
大阪大学大学院工学研究科
-
北野 豊和
株式会社ダイヘン:大阪大学大学院工学研究科:(現)株式会社東芝
-
森永 規彦
大阪大学大学院 工学研究科 通信工学専攻
関連論文
- B-5-58 低軌道周回衛星を含むマルチレイヤセルシステムのチャネル割当制御方式
- 衛星との周波数共用を用いたマルチレイヤセルシステムの周波数資源分割方式に関する一検討
- 割当帯域の異なるマルチレイヤセルシステムの自律分散制御型チャネル割当方式
- 割当チャネル帯域の異なるマルチレイヤセルシステムにおけるシステム帯域制御方式
- 割当チャネル帯域の異なるマルチレイヤセル分散制御方式の不均一トラヒック下における諸特性
- 割り当てチャネル帯域の異なるセルを用いたマルチレイヤーセル制御方式
- チャネル帯域の異なるマルチレイヤーセル構造におけるアクセス制御方式に関する検討
- 赤外線無線中継器を用いた指向直射室内赤外線無線LANシステムの提案(光無線システム(ROF,FWA),光映像伝送(CATVを含む),光アクセスシステムおよび一般)
- マルチビーム・マルチディテクタを用いたPPM/CDMA拡散反射室内赤外線無線通信システムに関する一検討
- EMCJ2000-29 2.4GHz帯無線LANシステムにおけるCNR推定とセクタアンテナによる誤り率特性改善法への適用に関する検討