月面着陸の技術課題
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概要
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宇宙開発事業団は、宇宙科学研究所と協力し、2000年代の初頭、月周回・着陸実験を行うことを計画している。着陸実験機は、月周回軌道上で周回観測衛星から分離され、月面の障害物を検知・回避しつつ、動力降下・軟着陸する。我が国に垂直軟着陸技術の実績はなく、「天体面に相対する自らの位置・速度・姿勢を直接に検出し、目標高度(月面)到達時にすべてのパラメータを許容限界に押え込む連続した制御を、自律的かつリアルタイムで行う技術」を新規に開発することが必要となる。これら技術課題について議論する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-06-28
著者
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石川 伸一
宇宙開発事業団
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山中 浩二
宇宙開発事業団
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青木 宏
宇宙開発事業団
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石川 伸一
宇宙開発事業団技術研究本部
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名村 栄次郎
宇宙開発事業団技術研究本部
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山中 浩二
宇宙開発事業団htvプロジェクトチーム
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名村 栄次郎
宇宙開発事業団
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青木 宏
宇宙開発事業団技術研究本部
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