将来宇宙機における最適制御理論の適用
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概要
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計算機の高速化により, 近い将来, 低推力(有限推力)宇宙機の最適軌道変換誘導計算を直接オンボード計算することが可能になると思われる. 本論文では, 最適誘導計算手法のうち, 評価関数を最小化するということから導出される微分方程式の初期値を探すいわゆる間接法について, 随伴変数の計算初期値が十分真値に近くなるような初期見積りの手法と, 感度行列の計算時間を短縮し計算精度を向上する方策について説明する. また宇宙機の簡単な軌道変換問題の数値シミュレーションによってその計算手法の検証を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-26
著者
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