高分解能画像撮像・伝送システムの最適化検討(衛星応用技術及び一般)
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概要
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衛星からの高分解能撮像の進展に伴い,伝送する画像データ量の著しい増大と撮像系への入力光レベルの減少が,伝送および撮像システムの大きな課題となっている.伝送上の観点からはデータ圧縮が不可欠となるが,圧縮による品質低下の許容限界設定が重要である.また,大幅に圧縮されたデータの伝送においてはビット誤りのおよぼす影響が大きくなるため,誤り訂正符号により誤り発生を防止することが不可欠となる.一方,信号光量が低下する条件下で高品質画像を取得するためには時間遅延積分方式が有効な解決策となる.論文では,大幅な画像圧縮と誤り訂正符号を使用する条件にての圧縮方式および圧縮比の検討を行い,また,撮像の観点から,光領域における雑音特性条件下にて時間遅延積分の改善効果を明らかにし,高分解能撮像・伝送システムの最適化検討を行った結果を報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-02-20
著者
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