地中鉛直ダイポール間のパルス地電流の信号解析(地下電磁計測ワークショップ)
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概要
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(独)産業技術総合研究所では,1994年から2003年にわたって地中に埋設した鉛直ダイポール間のパルス地電流を襟裳,つくば,清水など8箇所の観測点を電話回線で結びネットワーク観測を継続してきた.この間の信号を解析した結果,太陽活動・電離層や気象に由来する長期・短期の周期的変動を示す信号よりも10-30倍異常に大きい変動を,2000年2月から2001年3月にかけて襟裳,ならびに1996年12月から1997年3月にかけてつくばで観測した.それらの異常信号について,有珠岳の火山噴火,茨城県南部におけるM=5クラスの地震活動との関連に言及した.
- 2003-09-05
著者
-
橋本 寛
(株)コムテック
-
榎本 祐嗣
機械技術研究所
-
榎本 祐嗣
信州大学繊維学部
-
白井 信正
産業技術総合研究所
-
白井 信正
(独)産業技術総合研究所地球科学情報研究部門
-
村上 裕
(独)産業技術総合研究所地球科学情報研究部門
-
村上 裕
産業技術総合研究所
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