MBE2000-28 昆虫気流感覚介在神経における等比抑制

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概要

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コオロギの気流感覚介在神経における抑制入力の効果を定量的に調べた。興奮性入力と抑制性入力を独立に刺激できる装置を使って、抑制性入力が発火スパイク数をどのように減少させるかを観察した。その結果、内側巨大介在神経(MGI)への抑制性入力はスパイク発火数を一定の割合で減少させる等比抑制の性質を持つことを明らかにした。また、風刺激に対する感度が高く発火スパイク数が多い状態のMGIではこの抑制比率が小さく、スパイク数が少ないものでは高い、2通りの抑制比率があることも明らかにした。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-06-23

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