低周波磁界による生体モデル内の誘導電界解析におけるインピーダンス法の改良
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概要
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低周波磁界によって生体モデル内に誘導される電界・電流を定量化するために, 著者等は「インピーダンス法」という数値解析手法を用いている. しかしこの解析手法には媒質の異なる境界において境界条件(電流密度の法線成分が連続である)が組み込まれていないので, そのような境界付近の解析値は幾らかの誤差が生じている. 本論文では, 従来のインピーダンス法に上述の境界条件を組み込み, 境界条件がある場合とない場合での境界付近の解析値を準理論値と共に比較・検討し, この改良したインピーダンス法の適用性を述べる.
- 1997-07-26
著者
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太良尾 浩生
Takamatsu National College Of Technology
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伊坂 勝生
徳島大学工学部
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林 則行
徳島大学工学部電気電子工学科
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太良尾 浩生
徳島大学工学部電気電子工学科
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伊坂 勝生[他]
徳島大学
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林 則行
徳島大学工学部
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