Silent Zone生成を狙いとする多点騒音制御の一手法
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概要
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音場逆フィルタ処理理論MINT^[4]>の空間情報量規定(N点で観測される騒音はN+1組のスピーカとFIRフィルタを用いて消音可能)はそのままに,タップ数に関する時間情報量規定のみを削減したフィルタ構成を採用した多点騒音制御法の検討を行った.拡散音場を用いた計算機シミュレーションの結果,本手法は次の特徴を有する事が明らかになった.・制御点に於ける消音量がフィルタタップ数の加減で制御出来る.・適当な制御点間隔を用いる事により,制御点消音量の維持されたZoneを生成する事が出来る.これらの結果は,本手法が,比較的騒音低減効果の小さな(例えば10〜15dB程度)Silent Zoneを生成する場合に適した方法である事を示している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-08-19
著者
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