周波数領域連立方程式法による騒音抑圧効果に関する検討(音響信号処理及び一般)
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概要
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本報告では,2次系の変化によって低下する騒音抑庄効果を自動追従できる周波数領減速立方程式法による能動騒音制御システムについて検討を行う.この手法は, filtered-xアルゴリズムとは異なり,騒音制御フィルタの係数を算定するための2次系のフィルタを必要としない.代わりに,係数に含まれる算定誤差を利用する.すなわち,1次系および2次系を未知数として与え二つの独立した方程式を作り,これら二つの独立した方程式を解くことによって,この手法は誤差検出マイクロホンの出力を最小限にする騒音制御フィルタ係数を算定する.本報告では,この手法の有効性を検証するためにディーゼル発電機の騒音を抑圧するシミュレーション結果を示す.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-05-08
著者
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