ダブルトークとエコー経路変動検出に関する一検討
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概要
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音響エコーキャンセラにおいてエコー消去量は,参照借りと外乱のパワー比が低下したときとエコー経路が変動したときに減少する.本報告では、基本となる適応アルゴリズムをブロック実行型の学習同定法とした.このアルゴリズムの利点は推定誤差の制御パラメータとして従来のステップサイズに加えてブロック長が使えることである.推定誤差はその制御によって前記パワー比の変動下でも所定の値に維持される.問題は,大きなエコー経路変動に際して収束が遅れることである.この問題に対して、大きなエコー経路変動とダブルトークを早く区別できる方法を提案した。従来法を上回る特性が実現される.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-01-22
著者
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