短時間自己相関処理を用いた騒音環境下の音声区間検出

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概要

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本文では、実騒音環境下で雑音耐性の強い音声区間検出法の実現を目標として、短時間自己相関処理を用いて雑音中の音声に関連した信号を取り出し、その二乗振幅レベルの閾値判別による音声区間検出法を提案する。ここで、より正確な音声区間検出のために、非音声区間でのノイズレベル評価とそれを用いた閾値レベルの新しい自動設定法を開発している。また、音声区間の継続時間を正誤判断に用いて、非定常雑音の耐性を高め、さらに、音声発声のはじまりと終りの部分での低レベル並びに、促音などによる単語の中での著しく低いレベルに対しては、区間検出パルスの前側と後側にパルス幅を付加する処理によって、それらの区間検出を可能としている。
2002-12-13

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