瞬時符号に基づいた連接系列によるスペクトル拡散通信・測距の一検討

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概要

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スペクトル拡散通信方式では、測距用の拡散系列を用いてデータ信号を拡散することにより、一つのシステムで通信と測距を同時に行なうことが可能である。しかし、通信と測距で要求される拡散系列の周期が異なるという問題がある。本稿では、通信用の短い拡散系列を内部系列とし、瞬時符号により構成される周期の長い連接系列を用いるシステムを提案する。復調結果から符号語が復号出来れば、連接系列のなかのチップの位相ズレが算出でき、その値から測距が行なうことができる。また、このシステムの通信・測距性能に関する性能評価を行なう。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-07-21

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