複合セルラー移動通信システムにおけるダイナミックチャネル分割方式について
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概要
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複合セルラーシステムは高速移動局のハンドオフ起動回数を低減するために有効なシステムとして知られている。この複合セルラーシステムにおいて利用可能なチャネル数をマイクロセル側とマクロセル側で分割する場合、その分割の割合がサービス品質に大きな影響を及ぼす。本報告では、トラヒック状態によってチャネル分割割合を逐次最適値に変化させるダイナミック周波数チャネル分割方式の提案を行い、提案方式がトラヒック状態の時間的な変動に対して有効であることを計算機シミュレーションによって明らかにする。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-23
著者
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陳 嵐
京都大学工学研究科電子通信工学専攻
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村田 英一
京都大学工学研究科電子通信工学専攻
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吉田 進
京都大学工学研究科電子通信工学専攻
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陳 嵐
京都大学大学院工学研究科電子通信工学専攻
-
川野 真稔
京都大学工学部電子通信工学教室
-
川野 真稔
京都大学工学部
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