フェージング通信路におけるARQを用いた階層型静止画像伝送
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概要
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誤り制御としてARQ(自動再送要求)方式を用いることにより、フェージング通信路のような信頼度の低い通信路においても高品質の情報伝送が可能となり、特に高信頼度が要求されるコンピュータのデータ伝送等ではARQ方式は非常に有効である。しかし、通信路の信頼性が著しく劣化した場合には再送ばかりが繰り返され全体の伝送効率が著しく低下する可能性がある。本論文においては、フェージング通信路を仮定しDCTに基づき高能率情報圧縮された静止画像伝送へのARQの適用について検討を行った。画像伝送を伝送する場合、誤りの発生の仕方によっては画像の劣化が目立たない場合がある。そこで、重要度の高いデータを優先的に再送することにより、効率よく高品質の画像を得る方式を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-18
著者
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