並列組合せを用いた定振幅マルチコード伝送方式(信号処理, スペクトル拡散, 及び一般)
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概要
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複数の直交符号を加算して送信信号を形成する従来のマルチコード伝送方式では、その送信信号の振幅は多値レベルとなる。そのため、送信段では線形増幅器の利用が望ましいが、実現性や電力効率の点で、非線形増幅器の活用も避けがたい。しかしながら、非線形増幅器を用いた場合、波形歪みによってビット誤り率特性が劣化する問題がある。この波形歪みの影響を低減する方法の一つとして、信号波形の定振幅化が挙げられる。本稿では、並列組合せスペクトル拡散方式を用いたマルチコード伝送について、定振幅化の検討がなされている。定振幅化を図る提案方式は、従来のマルチコード伝送方式や既存の陪直交マルチコード伝送方式に比べ、非線形増幅の影響を受けにくく、誤り率特性の劣化を軽減できることが示されている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-07-07
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