SS車車間通信測距のためのアレーアンテナを用いた到来角推定法に関する一検討(2)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
これまで、自動車用SSレーダにアレーアンテナの空間スペクトル推定能力に基づく信号到来角推定法を組み合わせる方式を提案した。これにより、それまで困難であったMultiple targetsからの複数の反射波が同じ遅延時間で受信された場合の角度推定性能の改善が得られた。これにより様々な道路状況でのTargetの位置推定が可能となったが、SSレーダとしての特性を活かしたシステムとしては不十分であった。本稿では、これまでの提案方式についてSSレーダの特性を活かすため、マッチドフィルタとDFT処理を組合せ、遅延時間と角度の同時推定を行なうことを提案する。また、計算機シミュレーションにより、性能評価を行なう。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-07-21

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク