単純勾配型2次適応IIRノッチフィルタの性能解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
適応IIRノッチフィルタリングアルゴリズムは通信、レーダー、ソナー、制御、バイオメデイカル工学など多くの分野に応用されている。特に、単純勾配アルゴリズムや符号アルゴリズムといった勾配型アルゴリズムは、計算量が少なく、しかもよい性能を持つことから実際の応用において魅力的である。しかし、その性能の解析は、いくつかの近似解析が行われているものの、なお難しい研究課題である。本論文では、はじめて極と零点が拘束された単純勾配型2次適応IIRノッチフィルタに対する詳細な性能解析を与える。この性能解析は従来の解析の手法を流用するだけでは行うことができず、これまで試みられることはなかった。具体的には、その推定誤差(バイアス)および推定分散を陽表示として導出し、さらにその収束条件についても検討する。最後に、広範囲にわたるシミュレーションにより理論解析の正当性を検証する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-09
著者
-
肖 業貴
佐賀大学・理工学部・電気工学科
-
信太 克規
佐賀大学・理工学部・電気工学科
-
肖 業貴
県立広島女子大学生活科学研究科
-
肖 業貴
広島女子大学・生活科学部
-
信太 克規
佐賀大学 理工学部 電気電子工学科
-
竹下 善博
佐賀大学大学院工学系研究科
-
竹下 善博
佐賀大学・理工学部・電気電子工学科
関連論文
- Adaptive Algorithm Based on Least Mean p-Power Error Criterion for Fourier Analysis in Additive Noise
- Adaptive Algorithm Based on Least Mean p-Power Error Criterion for Fourier Analysis in Additive Noise
- Adaptive Algorithm Based on Least Mean p-Power Error Criterion for Fourier Analysis in Additive Noise
- 同期加減算処理を用いた可変サンプリングによる適応周波数推定法
- 可変サンプリングレートによる適応周波数推定法
- 可変サンプリングレートによる適応周波数推定法
- 可変サンプリングレートによる適応周波数推定法
- Performance Analyses of Notch Fourier Transform (NFT) and Constrained Notch Fourier Transform (CNFT)
- 単一光センサシステムによるエンジンオイル劣化複数情報の収集
- 単純勾配型2次適応IIRノッチフィルタの追従解析
- こう配形適応IIRノッチフィルタに対する性能解析の精度向上
- 単純勾配型2次適応IIRノッチフィルタの性能解析
- 単純勾配型2次適応IIRノッチフィルタの性能解析
- 単純勾配型2次適応IIRノッチフィルタの性能解析
- 単純勾配型2次適応IIRノッチフィルタの追従解析
- 任意雑音におけるサイン信号の新しいLMS型適応推定アルゴリズム
- 任意雑音におけるサイン信号の新しいLMS型適応推定アルゴリズム
- 任意雑音におけるサイン信号の新しいLMS型適応推定アルゴリズム
- 補助電極を含む平面型静電容量センサの特性解析
- 対象物検知用平面型静電容量センサの特性解析
- 平成18年度計測自動制御学会九州支部奨励賞について
- 超音波センサを用いた新しいアルコール濃度識別法の提案
- 超音波センサを用いた水と油の識別
- Performance Analyses of Notch Fourier Transform(NFT)and Constrained Notch Fourier Transform(CNFT)