任意雑音におけるサイン信号の新しいLMS型適応推定アルゴリズム
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概要
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本研究では, 任意雑音におけるサイン信号の離散フーリエ係数を推定するための新しい適応アルゴリズムを提案する.この適応アルゴリズムは, 2乗平均誤差の足し合わせによる新しい誤差規範から導かれる.このアルゴリズムはLMSアルゴリズムと同じ乗算回数を必要とし, ホワイトノイズと有色ノイズ環境において, LMSアルゴリズムよりもより優れた推定性能を持っている.本論文では, まず有色ノイズにおける従来のLMSアルゴリズムの性能解析を行ない, その問題点を指摘する.次に, 新しい誤差関数を構築し, 上述のような新しいアルゴリズムを導く.さらに, 提案するアルゴリズムの性能解析も行なう.最後に, シミュレーションを行なって, 解析結果の正当性と新しいアルゴリズムの優位性を検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-25
著者
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肖 業貴
佐賀大学・理工学部・電気工学科
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信太 克規
佐賀大学・理工学部・電気工学科
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肖 業貴
県立広島女子大学生活科学研究科
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肖 業貴
広島女子大学・生活科学部
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信太 克規
佐賀大学 理工学部 電気電子工学科
-
竹下 善博
佐賀大学大学院工学系研究科
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竹下 善博
佐賀大学・理工学部・電気電子工学科
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