離散ウェーブレット変換による画像圧縮と符号化について(ネットワークプロセッサ,通信のための信号処理,及び一般)

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概要

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JPEGの基軸であるDCT(離散コサイン変換)では、周波数分解時に多量の計算量を必要としている。この演算を速くするために,ハードウェアによる計算の高速化が行われている.しかし特殊なハードウェアを必要とすることが問題となる。また,JPEGの符号化では直流,交流成分で符号化法を変える必要があるため複雑化している.そこで特殊な装置を必要としないHaarのウェーブレット変換を用いて,加算減算のみの周波数分解を行う.また,量子化の方法を工夫することで全成分をエントロピー符号化のみで符号化できるようにする.
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-03-11

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