ATMスイッチのセルスケジューリングにおいて生ずるout-of-sequenceを抑制するためのニューラルネットワーク

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概要

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ATM(非同期伝送モード)スイッチの入カバッファ上で生じるHOL (Head Of Line)ブロッキングを解決する手法であるbypass queueingはout-of-sequenceと呼ばれるバッファから送出されるセルの順番が狂う問題が発生する場合がある. Park等が提案したセルスケジューリング用ニューラルネットワークは線形のしきい値関数を用いこの問題を抑制しているが, バッファ内のすべてのセルに対して働くため抑制が十分でなかった. 本研究ではしきい値関数によりエネルギー関数を導出するのではなく, out-of-sequenceが発生するセルを定義する行列により導出したエネルギー関数を用いることによって, out-of-sequenceを抑制するためのニューラルネットワークを提案する. そして計算機シミュレーションにより提案手法の有効性を明らかにする.
1999-02-05

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