教育コンテンツの特徴を利用した自動分類
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概要
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学習参考書に特有の特徴を利用することにより,教育コンテンツを自動分類するための手法を提案する.学習参考書は以下のような特徴をもつ.1)ニュース記事などと比較して内容の範囲が狭いため,出現する単語の種類が少ない,2)単元が進むにしたがって,前の単元で学習した内容が前提となって難しい内容を学習していくため,ある単元で学習した単語がその後ろの単元にも出現することが多い,3)参考書に特有の文表現が使われることがある.これらの特徴を利用して,文書の段階的な分類,前出単元の優先,重要単語の抽出,の3種類の手法により文書を分類する.小学校高学年の参考書を用いた評価実験を行ったところ,3種類の提案手法をそれぞれ単独で用いた場合に精度が向上し,さらに3種類の手法をすべて利用したときにもっとも高い精度を示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-07
著者
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