ルールベースに基づくの数式レイアウトと意味理解の基礎検討
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概要
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学術論文あるいは数学公式などを読み取り, 電子ファイル化する際には, 文字だけでなく数式も機械再利用な形式に変換することは重要な研究課題である. 本報告では, 我々は数式の清書と計算を目的とし, ルールベースに基づく数式のレイアウト理解と意味理解を志向したオフライン数式認識の一手法を提案する. 数式には曖昧な部分が多く存在するため, それらの曖昧さに理解するには人間の感性や経験が重要な要素となるため, 数学ルール, 感性・経験ルールに基づいてルールベースを構築する. 更に, 数学ルールの構築方法を示し, それらのルールベースの有効性を検討した. 実験では, 様々な数式には, 文字認識によりレイアウト理解を行い, 数式ルールを2Dの数式から変換された1Dのストリングに適用し, 意味ツリーを生成する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-16
著者
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