曖昧さに注目した数式構造理解
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
数式理解システムは, 学術論文の電子化等の場面で重要性を増しつつあり, 多くの研究がなされている. しかし, 計算可能なレベルの理解を行うまでには至っていない. また数式について考えた場合, 数式とは科学等の分野において現象や状態を客観的かつ正確に表現するための言語であるといえる. そのため, 自然言語と同様に地域, 分野, 人によって数式の表記法や共通感覚に微妙な違いが発生し, 曖昧な部分を持っている. それゆえに人が数式を理解する際には, 数学的知識のほかに数式表記に関する共通感覚や数式表記に関する経験も必要となる. しかし, 数式の表記に関する共通感覚や経験に関しては十分な考察がされてこなかった. そこで, 本論文では共通感覚なども考慮し, 曖昧さに注目した数式理解システムの構築を目指す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-16
著者
関連論文
- 実写画像を利用したカーナビゲーションシステムの基礎検討
- 第13回パターン認識国際会議 (13th ICPR) 報告
- プログラミング実習がコンピュータの利用に対する意識に及ぼす影響について
- 直観的・対話的な自由曲面モデリングに関する一考察
- ルールベースに基づくの数式レイアウトと意味理解の基礎検討
- 曖昧さに注目した数式構造理解
- D-12-28 数式表記ルールに着目した数式構造理解
- 国際会議報告:ICPR2000とその周辺
- 自然言語による幾何形状モデリングと画像合成の一手法 (コンピュータグラフィクスの新展開)
- ユーザ挙動モデルに基づく教育用システムに適したネットワーク構成の検討
- CGとJavaによるメディア教育の一例
- 仮想版画 : 自動切削による仮想版木作成支援と多版多色刷りの検討
- 仮想版画における濃淡画像および三次元モデルに基づく仮想版木の自動生成法
- 仮想空間内での半透明物体に対する彫刻操作
- 水彩絵の具の重ね塗り効果の表現に関する基礎検討
- 知的符号化に基づく浮世絵の保存の一方法
- 特集「コンピュータグラフィクスの新展開」の編集にあたって (コンピュータグラフィクスの新展開)
- D-12-88 多版多色刷り仮想版画における色合成の改良
- 仮想木版画における物理モデルの基礎検討(コンテンツ制作のための形状処理と一般)
- 仮想彫刻と仮想版画 : 形状創成と非写実的画像合成の一手法(コンテンツ制作のための形状処理と一般)
- リカレントニューラルネットワークによる系列画像処理の検討
- 形状関数を用いた双三次ベジエ曲面の直観的変形手法