変位抽出を行う手書き文字認識に関する一検討
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概要
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近年, 正則化理論の枠組から提案されている変位抽出手法を用いて手書き文字の変形問題を解決しようとする2つの試みが報告されている.すなわち, 入力文字と標準文字の画素単位の対応付けを行う認識手法(Pixel-based method)および入力文字と標準文字のそれぞれから生成された方向特徴画像間の対応付けを行う認識手法(Feature-based method)である.本報告では, NIST SD-19に含まれる手書き英大文字集合に基づいて両認識手法について基礎的な比較実験を行っている.実験結果として得られた認識率の改善度合から, Feature-based methodにおける変位抽出処理の導入効果と比較して, Pixel-based methodにおける変位抽出処理の導入効果がより大きいことを示し, その要因について一考察を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-19
著者
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