クラスタを用いるアドホックネットワークにおける効率的なフラッディング方式
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概要
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アドホックネットワークにおいて、端末から生起したパケットを他の端末へ配信する場合、フラッディング方式を使用することが考えられる。しかし、パケットを受信した全ての端末がブロードキャストを行うとネットワーク内のトラヒックが急増する。そこで、ネットワーク内の符号割当やチャネル制御を行っているクラスタを用いて、フラッディングを行う端末を制限することを考慮する。クラスタ間の通信を中継するゲートウェイの中から必要最小限のゲートウェイを選択してブロードキャストを行わせることにより、無駄なトラヒックの発生を防止し、パケット転送時間を削減する効率的なフラッディング方式を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-20
著者
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