授業参加者の集中状態を判別する動画像処理(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
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概要
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講義映像を多数の会場に配信し,リアルタイムで講義を行うことを想定した場合,講義者はカメラの設置されたスタジオ内で受講生と向かい合わない形で講義をする.この場合,講義者は反応のないカメラに向かって講義をするために,"講義しづらい"といったストレスを感じるようである.本研究では,授業参加者の状態を集約して講義者に知らせることにより,講義者のストレスを緩和することを目的としたシステムの要素として,教室の映像から受講生の集中状態を判別するアルゴリズムを提案し,その有効性を検討した.その結果,輝度変動率と呼ぶ特徴で集中状態の判別試みたところ,8割程度の判別成功率が得られた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-03-18
著者
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