ディジタル加入者線伝送用適応線路等化器の一検討
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概要
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ディジタル加入者線伝送システムにおける適応線路等化器(AE)の適用法について提案する。従来、ディジタル加入者線伝送システムにおける線路等化の手段としてパワー検出型等化器[1]やAE[2]が提案されている。しかし、[1]では任意の線路に対応できず線路条件によっては等化特性が劣化してしまうこと、また、[2]ではボーレートでタイミングを抽出する場合、送受信間の周波数偏差が大きいとサンプリング位相の変動により等化特性が劣化してしまう等の問題がある。本論文では、初期値設定型AEを用いた線路等化法を提案し、これをシミュレーションにより確認したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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