B-8-7 マルチキャリア伝送システムにおけるエコーキャンセラの一検討
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概要
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マルチキャリャ伝送システムにおける時間域エコーキャンセラ(以下、EC)のトレーニング方法について提案する。マルチキャリャ伝送システムにおいて、送信信号の回り込みエコーを抑圧する方法として、周波数域ECを用いる方法と時間域ECを用いる方法がある。周波数域ECでは、復調後にエコーをキャンセルするが、復調したシンボルに前後のシンボルからエコーの漏れ込みがあった場合、そのエコーはキャンセルされないため、抑圧特性が劣化する。時間域ECでは、復調前にエコーをキャンセルするため、シンボル間干渉のある場合でも良好なエコー抑圧特性が得られる。本稿では、時間域ECを用いる場合の問題を明確にした上で、その改善案を提案する。また、シミュレーション結果を用いてその有効性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-08
著者
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