ISDNを用いた大量集配信方法の検討
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概要
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リクエストや、チケット販売等のトラヒック集中に対する大量集信システムとして、現在テレゴング等が行われている。しかしテレゴングは選択枝の制限、2重投票等の点で問題があり、企画者から、上り情報の呼集中に強く、柔軟性のある大量集信システムが望まれている。本検討では、ISDN網の利用を前提として、網の接続手順における、制御チャネル上の「呼設定(SETUP)」メッセージに、信用短メッセージを格納する事で、情報チャネルを接続することなく、企画者がメッセージの収集を行う事を可能とし、呼保留時間を短縮し、輻輳、あふれ呼による、呼損失を減少させる方法を提案する。更に、輻輳への対処能力を向上させるために、交換網に(1)複数のSETUPを連続転送する機能、(2)短メッセージを蓄積し、通知する機能、を追加拡張し、大量集信を行う方法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
杉村 利明
Nttヒューマンインタフェース研究所:(現)(株)nttドコモ
-
山田 智広
Nttヒューマンインタフェース研究所
-
鈴木 晃
NTT東日本サービス運営部技術協力センタ
-
高橋 勇
宮城日本電気(株)
-
鈴木 晃
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
高橋 勇
NTTヒューマンインタフェース研究所
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