相変化光ディスクにおけるランド/グルーブ検出
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概要
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光ディスクレコーダは, その高速アクセス性, 特殊再生機能, 書換可能等の特色を有し, 高密度化と高速転送レート化といった2つの方向で高性能化を目指して研究開発が行われている。この高速アクセス性を確保するには, 光ヘッドの光ディスク内周から外周へ移動する際の位置検出を正確に行う必要がある。補助手段として光学式リニアエンコーダを用いるものもあるが, サーボの切り替え時間と測定精度を考慮すると, 光ディスクの案内溝数を数えてアクセスを行うトラックカウント方式が有利である。すでにトラックカウントと光ディスク内周・外周の方向判別に案内溝レベル信号とトラッキング信号(TE)に関して, 案内溝深さとランド/グルーブのトラック幅の最適化の検討がされている。さらに1ビーム式での実験例を報告しているが, より安定したランド/グルーブ判別方法を開発したので報告する。
- 1997-03-06
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