PEEC法における区分要素の磁気結合と計算精度
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概要
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広いグランドをリターン経路とする伝送線路やパッケージのリード線のインダクタンス解析方法としてPEEC法が提案されている。この場合において区分要素間の磁界の相互結合は近傍の要素のみの考慮で比較的良い計算制度が得られることが報告されており、一般的に成立する条件であるならば等価回路の縮小に有効と考えられる。本稿ではコプレーナ線路やプレーナインダクタのインダクタンスの解析にPEEC法を適用する場合を想定したモデルにより、区分要素間における相互結合の考慮範囲と計算誤差の関係を考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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