B-7-71 機密情報に対する高信頼化手法の一考察
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概要
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近年、分散環境において、個人や企業のプライバシに関わる機密情報を共有するような場合がしばしば発生する。たとえば、異なる病院で治療する場合の医療カルテの共有や各種証明書の発行に必要な現住所と本籍が異なる場合の戸籍情報の共有などがそれにあたる。このような情報に対するアクセスや情報の保管には、なんらかのセキュリティ機能を使用している。システム障害や不正アタックによる機密情報の喪失や破壊は、社会的に大きな問題になる。筆者は、セキュリティサーバの安全性を利用し、名前サービスや検索サービスのような機密情報を保持する可能性のあるサービス(Relay Service:RS)をセキュリティサーバ内に取込み、クラッカからの攻撃を回避する方式を提案してきた。本稿では、RSを使った機密情報に対する高信頼化手法について提案し、その効果を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-08
著者
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