視線位置と瞬目に基づく注目対象の推測に関する一検討
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概要
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VDT操作中などにおいて、人が画面上のどの部分を注目しているのかを推測するためには、通常視線情報が利用される場合が多い。ところが、日常経験からわかるように、視線位置と実際に注目されている対象とが必ずしも一致するわけではない。そこで、筆者らは視線位置の情報に、注意や関心に関係する生理指標である瞬目を加味することにより、より確実に注目対象を推測する方法について検討している。これまで、画面上の一定の箇所に注目を促した場合の視線位置と瞬目の性質について分析した[1]。本稿では、更に、画面上の異なる位置に同時に注目しなければならないような状況下における分析を行う。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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