長中距離トラック用移動体衛星通信方式の提案
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概要
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広域を走行するトラック運輸は他のトラック運輸に比べて劣悪な作業環境からくるドライバ不足、広域を走行することによる道路情報不足及び車両位置の不確実性が大きいこと、山間・僻地等通信手段を容易に確保できない地域を走行せざるを得ないなどの問題を抱えている。移動通信回線をはじめとする情報通信機器の装備により、これらの問題を軽減することが可能であり、今後、広域を走行するトラックへの通信手段(音声・データ)の強化、車両運行業務の情報(コンピュータ)化の推進が望まれている。なお、音声通信についてはドライバの孤独感の解消等の人間的な側面からも必要とされている。このようなニーズを満たす通信システムの一つとして移動体衛星通信システムのフィージビリテイ・スタデイを行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-20
著者
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浜本 直和
通信総合研究所
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森田 英夫
日本電気無線事業本部
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若尾 正義
電波システム開発センター
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鈴木 健治
郵政研究所
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森田 英夫
郵政研究所
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石井 康三郎
郵政研究所
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吉本 繁壽
郵政研究所
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若尾 正義
財団法人電波システム開発センター
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