文字情報提示量とエラー率の関係に関する研究
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概要
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原子力発電所の監視作業、航空管制作業に代表されるように、提示情報に対して短期記憶保持を含めた内的情報処理(作業記憶において行われる処理)を行う作業が増えつつある。このような作業に対して、文字情報提示量の上限指針はミラーの短期記憶保持容量7±2chunk(1956)を一律の上限値として用いている。しかし筆者らは文字情報提示量の上限は作業毎に異なることを明らかにしており、一律値では不十分であると思われる。そこで種々の内的情報処理を行う作業と、文字情報提示量の上限との関係を明らかにする必要であるが、そのためには作業の内的情報処理の難易度、文字情報提示量、エラー率の関係を明らかにする必要がある。本研究では、作業の内的情報処理の難易度、文字情報提示量、エラー率の関係を実験結果よりモデル化することを試みた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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