タッピング時間間隔の変動係数を用いたメンタルワークロード評価法に関する研究
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概要
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This study was focused on the Mental WorkLoad (MWL) measurement where the coefficient of variation of the tapping intervals generated autonomously as a secondary task was adopted as the index. The utility of the measurement for the cognitive workload phase in MWL was examined through an experiment. In the experiment 16 subjects were required to do "days of week transformation problem" as the primary nontemporal task and to do simultaneously the tapping task as the secondary task. The results of the experiment revealed that the coefficient of variation of the tapping intervals can estimate the difference of the MWL between no task and the task situation and also estimate the difference of the cognitive workload phase in MWL between the task difficulties. This result suggested that the MWL measurement by the tapping task as the secondary task was effective as the MWL measurement for estimating the cognitive workload phase in MWL. The results of the additional experiment, however, revealed that the tapping task was intrusive to the quantitative performance of the primary nontemporal task. This intrusion suggested that there was the constraint that this measurement could not be applied to the task in which the worker was required to meet a quota of executed tasks within a specified amount of time.
- 東海大学の論文
著者
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辛島 光彦
東海大学電子情報学部経営システム工学科
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大貫 稔
東海大学情報理工学部工学研究科経営工学専攻:(現)(株)フルキャストセントラル
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辛島 光彦
東海大学情報理工学部経営システム工学科
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辛島 光彦
東海大学
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辛島 光彦
東海大学電子情報学部
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