輪郭抽出処理のハードウェア化
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概要
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これからのマルチメディア時代には、各種画像処理のリアルタイム処理への要求が一層強くなることが予想されている。そこで、従来通常ソフトウェアで処理されていた画像処理をVLSIチップ上で実現することにより、大幅な高速化を達成することを研究の目的とする。画像処理研究の中の重要なテーマの一つである「画像認識処理」の技術に境界線追跡(輪郭線追跡)がある。境界線追跡は、ある物体の境界線を抽出するものである。2値画像では、境界線にその図形に関するすべての情報が含まれている。したがって、多くの図形特徴量(図形の面積、モーメント、境界線のフーリエ展開係数、図形包囲関係、など)がそこから直接に計算される。これを、VLSIチップで実現することにより、従来のソフトウェアによる処理に比べて2桁オーダの速度改善を目指す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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