アダマール変換可逆符号化による画像信号のプログレッシブ符号化
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概要
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既提案のアダマール変換可逆符号化方式[1]は,変換係数を低域から順次符号化することで,最終段階で無ひずみとなるプログレッシブ符号化を実現できる.このようなプログレッシブ符号化はJPEG可逆符号化方式では実現できず,これまでに提案されているのはDCTを用いる方式[2]と,Wavelet分割を用いる方式[3]がある.DCT方式は,変換係数を高精度で計算し符号化することで,無ひずみとなるプログレッシブ符号化を実現している.Wavelet方式はつい最近の提案であり,詳細が不明な部分もあるので,ここではDCT方式と比較しながら,既提案方式のプログレッシブ符号化特性について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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