ガラスフェルールコネクタの摩耗強度向上の検討
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概要
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光通信網の加入者系への適用領域拡大が進められているなかで、キーデバイスの一つである光コネクタにおいても量産性の向上とコスト低減が重要な課題となっている。これらを実現するためにNECでは、高精度化と低コスト化の可能性を有するガラスキャピラリをフェルールとして使用することを検討し、ガラスフェルール光コネクタの開発を行ってきた。これまで、ガラスフェルールの高強度化・高精度化の実現および良好な光学的特性が確認でき、実用化の見込みが得られたことを報告してきた[1][2]。しかし、ジルコニア割りスリーブを用いた着脱評価においてガラスフェルール側面に微小な傷が発生する可能性があることが確認された。特性に影響する程ではないものの、ガラスフェルールの適用拡大のためには着脱の際の耐摩耗性の向上が必要であり、今回その対策案として検討評価している内容について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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