非ラッチ状態における単一磁束量子論理回路の解析
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概要
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超伝導体においては、そのリングに鎖交する磁束が磁束量子の整数倍であるという「磁束の量子化」が存在するが、近年この現象を利用した「磁束量子論理回路」を構成しようとする研究が多方面で進められている。このような回路において、消費電力はΦ_0Ic〜1aJ程度であり、またそのスイッチング時間はほぼ1ps程度になる。我々は既にrf-SQUIDを用いた方式を用いることで論理回路システムが構築できることを示してきたが、今回、これらをnon-latchingモードで実現できることを示したので、これを報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
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